糖質制限中に激しい運動をすると痩せない理由

糖質制限中の激しい運動は逆に痩せない?追い込みすぎるとダメな理由

痩せたいけど運動は嫌いだからなかなかできないという方は多いですよね。でも、反対に痩せるためなら激しい運動も頑張っちゃうという方もいます。

 

特にカロリー制限にハードな運動をプラスして痩せた経験がある方は、どうしてもダイエットとなると運動も頑張ってしまいがちなんです。糖質制限ダイエットでも、糖質をがっつり減らしながら激しい運動もして追い込んでしまう方もいると思います。

 

私は主食を全部抜いてしまうようなスーパー糖質制限ではなくゆるい糖質制限をオススメしているのですが、運動量もスーパー激しくしないほうがキレイに痩せられると思っています。むしろダイエットにおいて過度な負担がかかるものは長く続けられないので、運動もゆるくできるくらいがいいと思っているのです。

 

激しい運動のほうが消費カロリーが上がって痩せていくイメージはありますが、実は追い込みすぎると逆に痩せない罠がいくつもあります。なぜ糖質制限中のハードな運動が逆に痩せにくくなるのか、その理由を一つずつひも解いてみたいと思います。

 

糖質制限も運動も頑張っているのに痩せない・・・・と焦っている方はぜひ肩の力を抜いて一緒に考えてみましょう!

 

 

激しい運動で消費したカロリーの分だけ脂肪が減るわけではない

 

私の実家のそばに市が運営しているスポーツジムがあるのですが、そのランニングマシンには走った距離に対して消費したカロリーが表示されます。そしてその消費カロリーを食べ物に置き換えて表示してくれるんです。

 

今、ショートケーキ1個分消費されましたよ!みたいな感じですね。それを見ていた私は運動すればするほどカロリーが消費されて脂肪が減っていくものだと思っていたのです。

 

でも実際には、激しい運動によって消費カロリーが多くなると体は危機感を覚えエネルギーとして消費させないようにするのです。体にとっては生命維持を最優先として考えるので、激しい運動によりカロリーが過剰に消費されることは危機的な状況と認識されます。

 

なので、カロリーを補うために強い空腹感を感じさせて食欲を増進させたり、代謝を下げることで体を守ろうとします。早く痩せたくて運動量を上げてきたのに、逆に痩せない体を作ってしまう理由の一つがこれなんです。

 

運動

 

糖質が足りていないのに激しい運動をすると筋肉が分解される

 

糖質制限をはじめて体重が減った経験をすると、糖質を摂ったら太るという考えが強くなってしまう方がいます。体脂肪を増やしたくないがために糖質をがっつり制限した上に、激しい運動をするとなると完全にエネルギー不足になります。

 

体は運動をしている時でなくても、体を維持するためにエネルギーを必要とします。でもハードな運動でエネルギーが足りなくなると、筋肉を分解してエネルギーを作るようになります。

 

ダイエットのためにも健康のためにも筋肉は減ることはなるべく避けたいところです。でも糖質を制限しているときはすぐにエネルギー源となる糖質の摂取量が減っているので、糖質制限と激しい運動を組み合わせると筋肉の分解がどんどん進んでしまいます。

 

もし運動が好きな方や仕事で体を使うことが多い方は、運動や体を動かす前後に糖質を摂ったほうがいいのです。糖質制限は糖質を完全に避けることではなく、摂りすぎている糖質を適量に戻す意識を持ったほうがダイエットも上手くいきます。

 

糖質制限も運動もやりすぎは筋肉の分解を促し、理想の体とはかけ離れてしまうので注意しましょう!

 

運動

 

ハードに運動した分食べ過ぎてしまう

 

自分ではハードに運動したと思っていても、実は意外と消費カロリーは多くなかったということはよくあります。日ごろの運動強度にもよりますが、運動に慣れていない方がジョギングを30分もやれば、すごく頑張ったという達成感を感じると思います。

 

またエクササイズの中には1時間で1000kcalを消費できると言われているものもあります。ズンバなどは一時期消費カロリーがすごいと話題になりました。

 

私もズンバをやってみたことがあるのですが、初めてやったときは確かにものすごい汗をかきましたし、次の日には全身が筋肉痛になっていました。ズンバってすごいなと思ったことを覚えています。

 

でも2回目以降は体がその運動強度に慣れてしまうために、そこまできつい運動だったとは思わなくなるのです。体がこの運動強度に耐えられるように最適化されてくるので、徐々に運動の効果は落ちてきます。

 

手軽に取り入れやすい運動としてジョギングがありますが、30分かけてもそこまで消費カロリーは稼げません。体重や走るペースにもよりますが、30分かけても菓子パン一つも消費するのは難しいのです。

 

それなのに汗をかいて頑張った〜という達成感を感じるので、ちょっとくらいいいかと自分にご褒美をあげたくなってしまうものなのです。激しい運動でなければ糖質も適度に制限できていたのに、運動の反動で炭水化物をドカ食いしてしまうケースもあります。

 

このように消費したカロリー以上にご褒美のカロリーのほうが多くなってしまって、運動してるのに痩せないループに嵌ってしまうのです。

 

ドカ食い

 

運動のし過ぎがストレスになり、痩せにくいホルモンを分泌させる

 

私たちの体はストレスに出会うとそれに対応する脳のためにたくさんエネルギーを作り出そうとします。このときのエネルギーは筋肉を分解して作られるのです。

 

強いストレスが長期的に続くほどエネルギーが必要になるので、筋肉が分解される度合いも大きくなります。ダイエットのためにする激しい運動ですが、これが体にとってはストレスとなってしまうのです。

 

毎日激しい運動を行って、ストレスを感じていると体は緊張状態になります。自律神経のバランスが崩れて、コルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌されるようになるのです。

 

自律神経のバランスが崩れてると脂肪の燃焼が抑えられるため、痩せることが難しくなります。またコルチゾールの過剰分泌は不眠の原因にもなります。

 

適度な運動は質のよい睡眠に効果的ですが、運動のしすぎはかえって睡眠不足を招いてしまうのです。たくさん消費カロリーを稼ごうと思って、長時間運動を頑張ることは、かえって体重を増やすことになってしまいます。

 

不眠

 

まとめ

 

ダイエットで早く痩せたいという気持ちが強くなるとどうしても無理をしてしまうことがあります。制限をかけすぎてしまったり、運動の強度や時間をアップさせてしまったりなどです。

 

ダイエットでは残念ながら一瞬で痩せる方法はないので、無理して負荷をかけることはますます痩せない体を作ってしまいます。一生懸命追い込んで結果を出したくてやっているのに全然痩せない!と焦っている方は、思い切って運動をお休みしてみることも大事です。

 

ストレスを溜めこんでいる状態はダイエットでいい状態とは言えないので、しっかり休んだ後にゆるい運動量に変えてみてください。筋トレなどの強度が比較的強いものは週2程度にして、毎日運動する場合は1回につき15分から30分程度の運動に変えてみましょう。

 

追い込むよりゆるく続けることが糖質制限ダイエットのコツなので、やりすぎて自分を苦しめないようにしてくださいね!

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