糖質制限をしても体重が減らない原因

糖質制限をしてるのに体重が減らないときに考えられる原因は8つ

体重計の数字を見て減らない現実にイライラしたりしていませんか?

 

糖質量を抑えているはずなのになかなか脂肪が減っていかないとだんだん焦ってきますよね。ここで焦る気持ちに任せてカロリー制限に走ってしまうと最初はまた減りだすかもしれませんが、すぐにまた下げ止まって体重が減らないと嘆くことになってしまいます。

 

体重が減らないだけならまだいいのですが、間違った方向へがむしゃらに走ってしまうとリバウンドする危険もあるのです。元の体重よりも重くなってさらに痩せにくい体になってしまうと、そこから挽回するのはとても大変です。

 

ダイエットで成功できるかどうかはうまくいっている時よりも痩せない時にどうするかで決まってきます。私も以前はそうでしたが、痩せない現実が目の前にあるとイライラしたり、どうでもよくなったりしてしまいがちです。

 

感情に任せて「痩せない原因」を深く考えないことがダイエットの失敗に繋がります。痩せるときも痩せない時も必ず原因があるので、その原因をしっかり知ることが痩せるための近道です。

 

上手くいかないときは他のダイエット情報にあれこれ惑わされたりしてしまいますが、一度冷静になってどこに原因があるのかを考えてみましょう!

 

 

糖質制限をしても体重が減らない原因とは?

 

糖質制限をしているのに体重が減らないのは主に8つの原因が考えられます。

 

体重計の数字だけを見るとカロリー制限が甘すぎるとか運動が足りないとか勝手に自分で原因を決めてしまいそうになりますが、実は体の中ではいろいろな反応が起きています。その反応が脂肪を燃焼させないようにしているのです。

 

つまり今の体重が減らない状況を脱却するには体の中でどんな反応が起きているかを知る必要があります。

 

糖質制限中に体重が減らないときに考えられる原因にはこんなものがあります。

 

  • 内臓脂肪が多い(メタボリック症候群である)
  • 体重の減少に合わせて食事量の調整ができていない
  • レプチン抵抗性が高くなっている
  • 睡眠時間が短く、グレリンの分泌量が多い
  • ストレスによりコルチゾールの分泌量が増えている
  • たんぱく質が不足している
  • ビタミンが不足している
  • 質の悪い油(トランス脂肪酸)を多く摂っている

 

ただ単に摂取カロリーが多いとか消費カロリーが少ないだけでなく、ホルモン栄養素が大きく関わっています。ここに思い当たる原因があれば今の停滞している状況を脱出するチャンスです。

 

体重が減らない

 

内臓脂肪が多い(メタボリック症候群である)

 

体脂肪には皮下脂肪内臓脂肪がありますが、内臓脂肪が多いとダイエットに悪影響を与えます。

 

皮下脂肪がたっぷり溜まっているとそこから、アディポサイトカインと呼ばれる生理活性物質が分泌されます。この物質には善玉と悪玉があり、それぞれが違った働きをするのです。

 

通常は健全な働きをする善玉のアディポサイトカインを分泌しますが、内臓脂肪が溜まりすぎていると異常を起こし、悪玉のほうが分泌されてしまいます。それがダイエットで痩せにくい状況を作ってしまうのです。

 

たとえば、悪玉のアディポサイトカインに「TNF-α」がありますが、これは細胞内に糖を取り込むのを阻害して糖尿病を誘発したり、インスリンの働きを阻害して血糖値が下がらないようにしたりするのです。

 

よくメタボと言われる内臓脂肪ですが、それが脂肪細胞から分泌される物質に異常が起こし、痩せにくい状況を作ってしまいます。

 

脂肪

 

体重の減少に合わせて食事量の調整ができていない

 

女性は特に体重計の数字だけに目がいきがちで、ダイエットでも体重をいかに減らすかに焦点を当てている方は多いですよね。体重が減るということは、体の水分以外にも脂肪や筋肉が落ちたということです。

 

脂肪や筋肉が落ちたということはそれを維持するだけのエネルギーも使われなくなったということです。つまり脂肪や筋肉が少なくなるとその維持に使っていたエネルギー分が減るので、基礎代謝も低くなるのです。

 

体重を重視して減らす場合は、食事量を少なくするしかなくなります。でも、女性らしいおしゃれな体にするためには筋肉は必須なので、体重計の数字にこだわらず体脂肪を減らすほうに注力することが大事です。

 

体重だけにとらわれすぎて過度なカロリー制限をしていた場合は、代謝が低くなっていることも考えられます。

 

レプチン抵抗性が高くなっている

 

体脂肪の増減にかかわっているホルモンの一つにレプチンがあるのですが、この分泌量が減ると脂肪が燃焼されなくなります。この物質は脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑制する働きもあるのです。

 

体脂肪が多いとレプチンの分泌量は増えますが、脳がレプチンの刺激に慣れてしまい、だんだん効かなくなってくるのです。つまりレプチンは分泌されているのに満腹中枢に効かないので、なかなか食欲が収まらない事態になってしまいます。

 

これが食べ過ぎを招いてさらに体脂肪が増えるという悪循環にはまってしまうのです。

 

食べ過ぎ

 

睡眠時間が短く、グレリンの分泌量が多い

 

もう一つ体脂肪のにかかわっているホルモンにグレリンがあるのですが、レプチンと反対で食欲を増進させる働きがあります。このホルモンの分泌に睡眠が関わっていて、睡眠時間が短いとグレリンの分泌量が増えてしまうのです。

 

グレリンは脂肪を体にため込むように作用するホルモンなので、寝る時間が短いほど太りやすくなると言えます。

 

また、グレリンは空腹時にたくさん分泌され食欲を増進し、食べ物が胃に入ると分泌量が減り食欲が収まるように調整されています。しかし、睡眠不足やストレスでこのバランスが崩れてしまうと、食後もなかなかグレリンの分泌量が減らずに食欲異常を起こしてしまうのです。

 

ストレスによりコルチゾールの分泌量が増えている

 

コルチゾールはストレスを受けて分泌される物質ですが、筋肉を分解し糖を作る働きがあります。体からストレスを逃がし守ろうとするためなのですが、糖が出来れば血糖値が上がるので、それを抑えるためにインスリンが分泌されることになります。

 

作られすぎて余った糖は脂肪として体内に蓄積されるのです。つまり強いストレスにさらされるほど貴重な筋肉が減り、脂肪が作られる仕組みになっています。

 

ストレスはダイエットの敵と呼ばれているのにはこういう理由があるからなんです。

 

ストレス

 

たんぱく質が不足している

 

体重が減らない原因の一つは栄養不足なのですが、特にたんぱく質不足は大きな影響を与えます。脂肪を燃焼するためにはカロリーコントロールだけでは不十分で、脂肪を燃やすための栄養素が摂れているかどうかが重要になってきます。

 

体脂肪を燃やすためには、基礎代謝を上げること代謝するためのホルモンと酵素が十分に作られることが必要です。このどちらにもたんぱく質が必要なので、不足していると体脂肪が減らない原因になるのです。

 

またたんぱく質が体内に入るとグルカゴンというホルモンが分泌されます。これはインスリンと反対の働きをするので、食事から摂った糖質や脂質を脂肪としてため込むのを防ぐ働きがあります。

 

つまりたんぱく質が少ない食事内容だと脂肪がため込まれやすいということです。

 

私もたんぱく質不足には気を付けているのですが、解消するためのコツをこちらにまとめました。
糖質制限中のたんぱく質不足が太る原因!痩せない体を脱却するには

 

ビタミンが不足している

 

たんぱく質が十分に摂れたら、次はビタミンをしっかり補充する必要があります。特にビタミンB脂肪を燃焼するときの代謝をサポートする働きがあるので、これがあることで脂肪がスムーズにエネルギーとして代謝されていきます。

 

糖質制限中は糖質量を抑える代わりに脂質の摂取量が増えるので、脂質の代謝が滞ると太る原因になるのです。脂質代謝がスムーズに行われるように、ビタミンBを意識して摂ることも大切です。

 

質の悪い油(トランス脂肪酸)を多く摂っている

 

脂肪を減らすには、脂肪を効率よくエネルギーに変えることや、食欲をなるべく増進させないことが大切になってきます。その働きをしてくれるのがレプチンというホルモンです。

 

ですが、トランス脂肪酸と呼ばれる質の悪い油を多く摂っているとこの脂肪を燃焼する仕組みが狂ってしまうのです。トランス脂肪酸はファーストフードや菓子パン、お菓子、加工食品、インスタント食品など手軽に食べられるものに多く入っています。

 

知らずに入っていることもよくあるので、気付かないうちに大量に摂取している可能性もあります。こういった質の油の入った食品は満腹中枢を狂わせ、食欲が異常になったりするので、カロリーオーバーを招きやすくなります。

 

菓子パン

 

 

まとめ

 

少し前まではダイエットといえば摂取カロリー<消費カロリーのバランスさえ崩れなければ痩せていくという考えが王道だったように思います。今でもカロリーのバランスは確かに重要なのですが、断食だけで体重がゼロにならないようにカロリー制限だけでは体重は落ちないことに気づいてきています。

 

そこで糖質を制限することが重要になってくるのですが、実際に制限をしてみてもなかなか体重が減っていかないこともありますよね。また、最初はガクッと減るけど下げ止まりになってしまって焦ることもあると思います。

 

でも体重が減らないときには今回のような原因がどこかにあることを思い出してみてください。体重が減らないときに自暴自棄になってしまうのではなく、一旦立ち止まってどこに原因があるかを深く考えることが成功のためには必要です。

 

また体重の減りには必ず階段の踊り場のような停滞期があります。女性の場合は生理などの影響で減らないこともあるので、焦ってやり方を変えるのではなくしばらく継続してみるとまた減りだします。

 

あまり不安になりすぎないように楽しんでやってきましょうね!

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